サブカル・エンタメ法務

  • パブリシティ権と肖像権の違い

【2024】パブリシティ権と肖像権の違いは?弁護士がわかりやすく解説

2024-04-22T21:12:20+09:002024年4月17日|Categories: サブカル・エンタメ法務|

パブリシティ権と似たものに、肖像権があります。パブリシティ権と肖像権は、どのような点で異なるのでしょうか?また、パブリシティ権や肖像権を侵害すると、どのような事態が生じる可能性があるのでしょうか?今回は、パブリシティ権と肖像権の違いや概要のほか、他者の権利を侵害しないための対策などについて、弁護士がくわしく解説します。

  • パブリシティ権の侵害にあたる行為

パブリシティ権の侵害にあたる行為とは?代表的な事例を弁護士がわかりやすく解説

2024-04-22T21:24:50+09:002024年4月12日|Categories: サブカル・エンタメ法務|

商品開発や広告出稿などをする際は、他者のパブリシティ権を侵害しないよう特に注意しなければなりません。 パブリシティ権とはどのような権利を指すのでしょうか?また、パブリシティ権の侵害にあたる行為や侵害に当たらない行為としては、それぞれどのようなものが挙げられるでしょうか? 今回は、パブリシティ権の概要や侵害にあたる行為、パブリシティ権を侵害しないための対策などについて、実際の判例を交えて弁護士がくわしく解説します。 パブリシティ権とは パブリシティ権とは、著名人の肖像や氏名の持つ顧客吸引力から生じる経済的な利益や価値を、排他的に支配する権利です。 さまざまな広告や商品パッケージなどで、著名人の肖像や氏名が使われています。たとえば、テレビを見れば著名人が化粧品を使っているCMが流れたり、書店に並んだ書籍の帯に「〇〇も絶賛!」などと記載されていたりします。近年では、ウェブ広告で著名人の写真や氏名を目にする機会も多いでしょう。 これは、購入ターゲット層が「憧れの著名人がCMに出演している化粧品だからこそ使ってみよう」「博識な著名人が絶賛している書籍なら読んでみよう」などと考え、商品を手に取る効果が期待されているためです。 このように顧客を引き付ける力のことを、「顧客吸引力」といいます。顧客吸引力を期待するからこそ、企業は対価を支払って、著名人をCMや商品パッケージなどに起用するのです。 そうであるにも関わらず、さまざまな企業が無断で著名人をCMや商品パッケージに起用すれば、著名人は正当な対価を得ることができなくなります。そこで認められているのが「パブリシティ権」です。 著名人の肖像や氏名などを無断で使うとパブリシティ権の侵害にあたり、差止請求や損害賠償請求がなされる可能性があります。パブリシティ権は法令に明記された権利ではありませんが、判例では古くから認められており、実際に損害賠償請求が認められた事例も多数存在します。

  • アートのビジネスモデル

【2024】アートのビジネスモデルとは?注意点を弁護士がわかりやすく解説

2024-03-26T22:02:10+09:002024年3月16日|Categories: サブカル・エンタメ法務|

アート作品に関するビジネスモデルには、従来からあるもののほか、新たなビジネスモデルも誕生しています。 では、アート作品に関するビジネスモデルには、どのようなものがあるのでしょうか?また、アートに関するビジネスモデルを構築する際は、どのような点に注意する必要があるのでしょうか。 今回は、NFTなどではなく古来の美術品(絵画など)を中心に、ビジネスモデル構築の注意点などを弁護士がくわしく解説します。 アート作品を活用した従来から存在する主なビジネスモデル はじめに、アート作品を活用した主なビジネスモデルのうち、従来から存在するものを紹介します。 購入したり借りたりしたアート作品を展示する 1つ目は、アート作品を展示して、そのアート作品を観覧しに来た顧客から入館料などの収入を得るビジネスモデルです。 このビジネスモデルを構築している代表例は、美術館です。常設展示のほか、一定期間だけ作品を展示することもあります。 自社で制作したアート作品を展示・販売する 2つ目は、作家や企業が制作したアート作品を販売することで、収入を得るビジネスモデルです。画廊やギャラリーを一定期間借りて展示会などを開き、作品の販売を目指すことが多いでしょう。

  • アニメのビジネスモデル

アニメのビジネスモデルとは?3種類に分けて弁護士がわかりやすく解説

2024-02-03T00:13:07+09:002024年1月25日|Categories: サブカル・エンタメ法務|

アニメは日本文化の一つであり、アニメ制作などに携わりたいと考える人も多いことでしょう。では、アニメのビジネスモデルは、どのようになっているのでしょうか?今回は、アニメのビジネスモデルについて概要を紹介するとともに、著作権の概要についてエンターテインメント法務に強い弁護士が詳しく解説します。

  • アニメに関連する法律

【2024】アニメに関連する法律は?弁護士がわかりやすく解説

2024-02-03T00:09:37+09:002024年1月20日|Categories: サブカル・エンタメ法務|

アニメ制作には、さまざまな法律が関連します。法律を知らなければ、思わぬトラブルに発展する可能性があるほか、刑事罰や損害賠償請求の対象となるかもしれません。また、法律を知らなかったからといってこれを理由に免責されるわけではないため、注意が必要です。

  • 声優が事務所を移籍

声優が事務所を移籍したい場合の方法は?弁護士がわかりやすく解説

2024-02-03T00:07:06+09:002024年1月15日|Categories: サブカル・エンタメ法務|

声優は、事務所(プロダクション)に所属して仕事をすることも多いでしょう。フリーで活動する場合と比較して、事務所に所属していたほうが仕事の幅が広がりやすくなったり、マネジメントを受けることが可能となったりするためです。

  • 声優と契約

声優と契約時に事務所が注意すべきことは?弁護士がわかりやすく解説

2024-02-03T00:04:55+09:002024年1月10日|Categories: サブカル・エンタメ法務|

声優は個人で活動することもありますが、事務所に所属することも少なくありません。声優との契約形態には、どのようなものがあるでしょうか?また、事務所に所属させるにあたって声優と契約を締結する際、事務所はどのような点に注意する必要があるでしょうか?

  • VTuberのビジネスモデル

VTuberのビジネスモデルは?6つの主な収益源と併せて弁護士がわかりやすく解説

2023-12-19T21:46:18+09:002023年12月5日|Categories: サブカル・エンタメ法務|

VTuberとして活動する人は、増加傾向にあります。 VTuberが稼ぐためのビジネスモデルはどのようになっており、どのような収益源があるのでしょうか?また、VTuberがビジネスを展開する際は、どのような点に注意する必要があるでしょうか? 今回は、VTuberのビジネスモデルや収益源などについて、インターネット法務に詳しい弁護士がわかりやすく解説します。 VTuberとは VTuberは「バーチャルYouTuber」の略称であり、2Dや3Dのアバターをまとって活動するYouTuberを指します。当初はYouTubeが活動の場の中心となっていましたが、YouTube以外のプラットフォームで活動する場合もVTuberと呼ばれることが一般的です。 VTuberはアニメーションと違ってキャラクターを演じている演者(「中の人」といいます)がおり、中の人が誰であるのか明かされないことも少なくありません。また、複数人や企業がプロジェクト型でVTuberを作り上げている場合もあるものの、「中の人」が一人で演じているケースがほとんどです。 その意味で、アニメーションというよりはインターネット版の「着ぐるみ」に近いといえるでしょう。 VTuberが期待される3つの理由 近年、企業とのコラボレーションなどVTuberの活躍の場が広がっており、VTuberの活躍が期待されています。それはなぜなのか、考えられる主な理由を3つ解説します。 動画コンテンツが身近になったから

  • VTuberの誹謗中傷

VTuberが誹謗中傷に遭った際の対処方法は?弁護士がわかりやすく解説

2023-11-27T22:17:47+09:002023年11月27日|Categories: サブカル・エンタメ法務|

インターネット上での誹謗中傷が社会問題となっています。近年、芸能人や有名人などのみならず、YouTuberやVTuberが誹謗中傷の被害に遭うことも少なくありません。VTuberが誹謗中傷に遭った場合、どのような法的措置が検討できるのでしょうか?その場合、法的措置が可能かどうかはどのような基準で判断されるのでしょうか?

  • VTuberの契約形態

VTuberの契約形態は?企業との契約時の注意点を弁護士がわかりやすく解説

2023-11-28T20:53:50+09:002023年11月25日|Categories: サブカル・エンタメ法務|

VTuberは、個人で活動することもあれば、事務所に所属することもあります。VTuberが事務所に所属する場合、事務所との契約形態はどのようなものとなるのでしょうか?また、VTuberがタレント専属契約を締結する際は、契約書のどのような点に注意する必要があるでしょうか?

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