AIによって生成される動画や画像、音声には「AIである」と認識できるものもある一方で、実在のものか否か容易には判断できないものも少なくありません。近年ではディープフェイクの音声を用いたトラブルも増加していることから、脅威を正しく認識して対策を講じる必要があるでしょう。 では、ディープフェイクの音声による主な脅威にはどのようなものがあるのでしょうか?また、ディープフェイクの音声によるトラブルについて、どのような対策を講じればよいのでしょうか?今回は、ディープフェイク音声の脅威やディープフェイク音声への対策について、弁護士がくわしく解説します。 なお、当事務所(伊藤海法律事務所)はカルチャー・テクノロジー法務に特化しており、AIに関する法務やAIに関するトラブル対応に力を入れています。ディープフェイク音声への対策でお困りの事業者様は、伊藤海法律事務所までお気軽にご相談ください。 ▼この記事のポイント ディープフェイクの音声とは、AIによって生成された、本物とは見分けがつきづらい音声コンテンツを指す ディープフェイクの音声による主な脅威には、詐欺被害に遭うことや自身の声が無断で利用されることなどがある ディープフェイクの音声への対策としては、詐欺被害の注意喚起や送金マニュアルの見直し、「声」を提供する際に生成AIへの学習禁止条項を設けることなどが挙げられる 当事務所の声の権利に関する研究はこちら ディープフェイクの音声とは? ディープフェイクの音声とは、AIによって生成された音声コンテンツのうち、本物とは見分けがつきづらいものを指します。AIの発展により、声の「持ち主」が実際には言っていない内容を、本人が語っているように見える音声の生成なども容易となりました。