当事務所は、ゲームビジネスをとりまく権利関係の調整や契約書整備、契約締結交渉を中心にゲーム事業をポートしております。
主にコンテンツ制作が中心となるビジネスの上流でいえば、例えば、イラストレーターや受託開発会社とゲーム制作会社との業務委託関係、あるいはゲーム制作会社とパブリッシャー・プロモーターとの業務委託関係が重要になります。
中流から下流に目を移すと、パブリッシャー・プロモーターとハードウェアを展開する会社とのライセンス契約、ハード会社から消費者へゲームが渡るには、当然、卸売店から小売店への展開も必要となります。他方、モバイル用ゲーム、ソシャゲにおいては、配信キャリアやストアとの複雑な契約関係の調整や権利確定が、インターネット通したアップロード、ダウンロードを介して消費者に届くにはさらに先端的法律も絡んできます。
さらに、制作段階における知的財産権の問題や表現規制も昨今大きく取り上げられる問題となっております。
このように、ゲームビジネスはどのフェーズを切り取っても複雑な契約関係に取り込まれておりますので、弁護士を関与させたうえで事業を進めることが極めて重要であるといえます。